政治資金規正法改正案は今日午後にも衆議院で可決する見通し。岸田総理大臣に対して自民党内から反発の声が出ている。岸田総理は今国会での解散は見送る方針を固めたとみられている。田崎史郎氏は「岸田総理に近い自民党議員の間でも、このまま選挙をすれば『落選してしまう』という強い不安がある。強行すれば岸田おろしが起こる可能性もある」「岸田総理が唯一生き残る術は総裁選に出馬し再選することだが、再選は厳しい状況」と指摘している。おととい、自民党横浜市連・佐藤茂会長は「現状は自民党が下野した2009年の政権交代時に匹敵する。政治資金規正法改正にめどが付いた今、総裁自ら身を引く苦渋の決断をし、強いリーダーシップの取れる新進気鋭の総裁を選び変革の証しを示さなければならない」と発言した。