岸田総理大臣は、来月の自民党総裁選挙に立候補しない意向を表明。政治部・清水大志の解説。今後、自民党総裁選への立候補に向けた動きが活発化することになる。党内には今名前が挙がる候補は、いずれも決定打にかけるとの声があり、立候補に必要な20人の推薦人を誰が集められるかも不透明。今回は政治とカネを巡る問題を受けた派閥解消により、派閥なき総裁選となる。来週20日に日程が決まり、来月下旬に新たな総裁が選ばれる見通し。一方で来月23日には、野党第1党の立憲民主党の代表選挙も行われる。10月には衆議院議員の任期が残り1年となり、解散総選挙の時期が最大の焦点となる。11月には米国大統領選挙、来年夏には東京都議会議員選挙や参議院選挙も予定されている。国内外で重要な政治日程が続く中、目を離せない状況が続きそう。