自民党総裁選挙は高市経済安全保障担当大臣がきょう午後記者会見を開いて立候補を表明する。戦略的な外交人材育成で総合的な国力を強化して経済成長を図るとする自らが目指す国家像などを説明するものとみられる。立候補を予定する議員はきのうも各地で演説や視察を行った。石破元幹事長は街頭演説を行った。加藤元官房長官は明日の立候補会見で公表する公約などについて詰めの検討を行った。小泉進次郎氏は菅前首相らと街頭演説を行った。河野デジタル相はスマート農業に取り組む農家を視察した。小林鷹之氏は農協や漁協の幹部と意見交換し、公約に農林水産業の支援策を盛り込む考えを示した。林官房長官は畜産業の現場を視察。茂木幹事長は子育て中の人たちと意見交換をした。一方立候補を目指す議員は推薦人確保の働きかけを強めている。上川外相は最終段階であり準備を加速させたい考えで、斎藤経済産業相は苦戦しているがやり抜きたいと述べた。野田聖子氏、青山繁晴氏も意欲を示している。