りそなアセットマネジメント・戸田浩司が電話で解説。日経平均予想レンジは3万8000円から3万8800円。円安を材料に反発しそうだが、先週末から自民党新政権への思惑や中東情勢の緊迫化など日々の材料に株式市場は振り回されている。政治や地政学問題は経済への影響を見定める冷静な判断が必要。中東情勢緊迫化は、原油市況が緩和状態の中での話。事態悪化とならない限り影響は軽微と考えている。注目ポイントは業績とバリュエーションを確認。業績の腰折れ状況には至っていないことやバリュエーションも割高感はないといい、業績予想が堅調な背景は保守的な会社計画などと解説。残る円安メリットは内需堅調&値上げ効果。企業業績がしっかりしていることが株価の下支え要因になると話す。日本株と米国株では、業績見通しと投資家の期待値の方向性が異なるため、一概に米国株の短期的な動きで日本株の中期的な見通しを占える状況ではない。日本株は業績の底堅さに目を向けたいなどと株について伝えた。