自民・牧原秀樹候補は初当選からおよそ20年、石破内閣で初入閣を果たした。派閥の裏金事件を受け逆風となる今回の選挙だがクリーンさをアピールする。成績は野党の有力候補に6回連続で敗れていて比例復活を繰り返している。因縁の相手は立憲・枝野幸男候補。打倒枝野氏に燃える牧原氏は、旧統一教会の関連イベントに自身や秘書が計37回出席していたことが先週判明。有権者からも厳しい声が挙がっている。共産党・山本悠子候補は「自民党政治そのものを変える」と訴える。高額献金などの被害を訴える元信者らを支援してきた弁護士らが各政党に質問状を送付、その回答を公開した。自民党からは明確な言及はなかった。全国弁連・木村壮は「どうして被害継続することになったのか、政治家の関与が影響しなかったのか調査して公表していただきたい」と話す。