石破総理大臣の所信表明演説に対する各党の代表質問。政治とカネについて立憲民主党・野田代表は「政治資金規正法の抜本的な改革は年内にも実現しなければいけない」、石破首相は「我が党としては献金自体が不適切と考えていない」。自民党・福田幹事長代行は「責任政党としての役割をどう考えるか」、石破首相は「必要な法整備に誠心誠意、尽力していく」。経済政策について自民党・福田幹事長代行は「物価は上がっても賃金も上がる安心感を最低3年は持続させる環境を作り出し社会常識を転換させることこそが政治の最重要課題」、石破首相は「将来も持続的に所得が増加する手立てを講じていく」。年収103万円の壁について国民民主党・浅野哲氏は「103万円の壁は178万円に引き上げるべきだ」、石破首相は「経済や税収への影響など専門的な観点も含めて考えなければならない論点があると認識している、今後各党の税調会長間でさらに議論を深めてほしい」。各党の代表質問は、衆参両院であさってまで行われる。