先週3日に公示された参議院議員選挙について、JNNでは、おとといときのう、インターネット調査を行い、序盤情勢を分析した。自民党と公明党は、いずれも議席を減らし、非改選を合わせて過半数となる50議席が獲得できるか微妙な情勢であることがわかった。32の1人区のうち、自民党が優勢なのが9選挙区、野党系が優勢なのが12選挙区で、11選挙区は接戦となっている。野党系では、立憲民主党が選挙区で議席を増やすほか、日本維新の会やれいわ新選組も小幅に議席を増やす見通し。国民民主党は、改選4議席を大きく上回り大幅に増やす見通し。参政党は比例で大きく議席を増やすほか、選挙区でも議席を獲得する可能性がある。今回の調査では、約4割がまだ投票先を決めていないと答えていて、今後情勢が変わる可能性もある。