あさって告示の自民党総裁選をめぐり、小泉農水大臣は先ほど出馬会見を開き、「自民党を1つにし、政治を前に進める」などと決意を語った。小泉農水大臣は総裁選への出馬会見で、「自民党再生の取り組みこそ政治家としての原点だ」などと訴え、“解党的出直しに向け先頭に立つ”との決意を語った。主要政策では「強い経済を作る」として「2030年度までに国内投資135兆円、平均賃金100万円増を目指す」と。また、物価高対策ではガソリンの暫定税率を速やかに廃止するとしたほか、所得税制を見直す考えを示している。コメ政策をめぐっては、「意欲ある米生産者が不安なく増産に取り組めるセーフティネットを構築する」としている。総裁選では、野党との連携も焦点となる中、「政策や理念の一致を慎重に見極めながら、政権の枠組みのあり方についても議論を深めていく」との考えを示した。総裁選は、小泉氏のほか、高市氏、林氏、小林氏、茂木氏の5人による戦いの構図が固まり、あさっての告示を前に、各陣営の動きが本格化している。