地震による建物の倒壊現場を想定し、新たに開発された訓練設備を使った訓練会が救助や医療に携わる関係者が参加して行われた。「Rescue Training Module」は小型モジュールに地震災害データに基づく建物倒壊の現場を再現している。救助を求める人には並行して救命措置を行うことも求められるため、医療関係者も訓練に参加し救助隊との連携を確認した。
地震の倒壊現場を安全に再現し、医療行為をしながら救助活動を行なう訓練が千葉県で行われた。「Rescue Training Module」は日本大学の宮里直也教授らの監修で開発されたもので、建物の倒壊現場を安全を確保しつつ再現している。訓練設備は移設も可能で、今後全国各地の防災訓練に活用することも検討している。