前回の衆院選で埼玉3区は自民党の黄川田氏が当選したものの、2番手の立憲・竹内氏との票差は約1万票だった。埼玉3区では公明党の比例票が2万2732票あったため、今回中道で出馬している竹内氏に全ての公明党票が流れた場合には単純計算で逆転されることになる。さらに今回は参政党も出馬していることから保守票が割れることが想定でき、自民党にとって厳しい選挙になると予想されている。ただ地方レベルでは自民党と公明党の結びつきが依然として強い選挙区もあるため、全ての公明党票が特定の候補者に流れるかわからないことなどから予想は困難となっている。福岡11区では維新・自民・中道・社民・参政の候補者が乱立している選挙区となる。前回の衆院選では維新の村上氏が当選し、2番手の自民党・武田氏は裏金問題で比例との重複を認められずに2235票差で落選となった。この選挙区について公明党は小選挙区では中道の候補を支援しつつ、人物本位で進めるとしていることから、公明票が全て中道に流れることはないとみられている。大阪16区では維新・中道・参政・自民の対決構図となっていて、保守票が3党で分かれることから混沌とした情勢となっている。
