栃木県の山あいにある茂木町の神社では地域のにぎわいのきっかけになればと特製の焼き芋作りに取り組んでいる。人口1万1000人ほど栃木県の茂木町の中心部にある八雲神社の宮司、小堀真洋さん。神職のかたわらで熱心に取り組んでいることがある。過疎化が進む町を地元の人たちと一緒に盛り上げていきたいと彼が注目したのが甘さが際立つ焼き芋だった。より甘い焼き芋作りに欠かせないのが芋の熟成。地域の人たちと一緒に作った芋を神社の敷地の中にある洞窟で熟成させる。この洞窟、戦時中、軍のために掘られたもので今は神社だけでなく地域の人たちも使っている。正月に向けこの日は試し焼き。焼いてくれる仲間を増やしたいと地元の陶芸家に焼き芋のこつを伝授していた。芋を焼く道具は地域の人と協力して作ったつぼ焼き器。オーブンのような構造で一度に多くの芋を焦げを少なく焼くことができる。そして迎えたお正月。新たな年への思いを胸に人々が訪れる。焼き芋をきっかけに小さな神社から町に元気が広がることを小堀さんは目指しているという。神社の焼き芋作りは10年ほど前から取り組んでいて芋を焼くつぼ焼き器も改良を重ねてきたという。境内の焼き芋は4月ごろまで毎週土曜日から月曜日までの午前中、販売する予定だ。
