日本で初めて行われたデフリンピックが閉幕。100周年というメモリアルな今大会、約80の国と地域、3000を超える選手たちが12日間の熱戦を繰り広げ、日本は歴代最多・51個のメダルを獲得した。その第1号は柔道。初出場の岸野文音選手が3位決定戦で得意の背負投で勝利。銅メダルを獲得し日本に勢いをもたらすと、デフリンピック5大会連続出場の水泳・茨隆太郎選手は今大会7個、通算26個目のメダルを獲得。日本歴代最多記録を更新した。団体競技では女子バスケットボールが快挙。1点差でバスケ大国・アメリカを下しこの競技初となる金メダルを獲得した。オリンピックやパラリンピックにはない競技が「オリエンテーリング」。地図とコンパスを使いチェックポイントを通過しゴールに着くまでの「速さ」を競う。今大会は伊豆大島や都心でで行われ、日本は混合スプリントリレーで5位入賞を果たす活躍を見せた。そして男子50ライフル伏射に出場した高桑昭紀選手は84歳。日本代表史上最高齢だ。20代から射撃を続けてきたが加齢で耳が聞こえにくくなり初めて代表に選ばれた。今大会メダル獲得はならなかったがまだまだ現役宣言をした。また、誰もが楽しめるように観客の応援には目で伝わる応援「サインエール」の工夫が取られた。聞こえない・聞こえにくいアスリートにとって歓声や拍手では応援が伝わりづらいため視覚的に伝える方法として今回のために考案された。観客のエールを背に陸上で大活躍を見せたのは山田真樹選手。今大会4種目に出場し、400mで金メダルを獲得するなど3つのメダルを手にした。
