東京都知事選挙では小池知事を支援しながらも徹底して表に出てこなかった自民党。東京都議会議員の補欠選挙では9選挙区(北区、足立区、江東区、品川区、板橋区、中野区、府中市、八王子市、南多摩)のうち8つで候補を擁立。結果は2勝6敗。旧統一教会との関係も指摘され、裏金事件でも処分を受けた萩生田光一東京都連会長の地元、八王子市。有力国会議員も応援に駆けつけたが自民党の敗北。石破茂元幹事長は「都議選の敗北がいつか行われる衆議院の先行指標になる」、岸田総理大臣は「結果については真摯に受け止め、今後に生かしていかなければならないと考えている」と話した。総裁選は2か月後。ジャーナリスト・白鴎大学名誉教授・後藤謙次氏のコメント。