都知事選から見えた課題について稲田氏は「選挙の目的外使用、公職選挙法が予定していない事態を解決することが問われていると思う」。大串氏は「今回の状況であるとすると選挙への感心の高まりは非常に残念な内容での高まりではなかったか」などと述べた。音喜多氏は「公職選挙法はみなさんが当選を目指すという前提が貫かれている。別の目的で立候補する方、こうした事に対処することが前提となっている法律ではない」などと問題点を挙げた。西田氏は「政見放送やポスターの提示、野次による選挙妨害など民主主義の根幹を揺るがしかねない課題が浮き彫りになった」と指摘。小池氏は「都民に十分な判断材料を提供できたのかが問われる」。川合氏は「従来の常識が通用しなくなっていると感じた」などと述べた。高井氏は「メディアの報道のあり方は大きな問題だったと思う」などと指摘した。