まずは座学で蕎麦を学ぶ。教えてくれるのは片山虎之介先生。蕎麦の実をすりつぶして中を確認する。蕎麦の実は一番外に殻があり、内側に甘皮、中に胚乳がある。蕎麦は縄文時代から食べられていたという。日本では蕎麦の食文化は一般の家庭で作る郷土蕎麦という形で発展してきた。手間のかかる蕎麦はお客様をもてなすためのごちそうだった。江戸蕎麦の大きな源流は大阪。三大のれん「砂場・更科・藪」について片山先生が解説した。片山先生は蕎麦屋での注文は(1)もり蕎麦(冷蕎麦) (2)お酒を嗜む (3)アラカルトを注文 (4)温かい蕎麦 と勧めた。