「竜王戦 七番勝負」第3局はきょう、北九州市戸畑区の旧安川邸で始まり、挑戦者の伊藤七段が先に対局室に入り、その後タイトルを持つ藤井八冠が盤の前に座った。竜王戦のこれまでの対局では、藤井八冠が2勝しており、今回3連勝でタイトル防衛に王手をかけるか、それとも伊藤七段が巻き返すか注目の対局。午前9時に対局開始が告げられると、先手の伊藤七段は飛車先の歩を突いた。続いて後手の藤井八冠もお茶を飲んだあと同じように歩を突いて応じた。「竜王戦・七番勝負」は今年12月にかけて日程が組まれており、第3局の勝敗はあす午後に決まる見通し。