- 出演者
- 網秀一郎 飯塚洋介 川崎寛司 松野靖彦 小林陽広 高瀬耕造 厚井大樹 北向敏幸 中澤輝 新井秀和 志賀隼哉 垂水千佳
オープニング映像。
長ねぎの栽培が盛んな宮城・角田市では夏の猛暑の影響によるねぎの生育不良が起きている。畑でねぎを収穫して袋に詰めて持ち帰ることができる「ねぎまつり」が今週末に予定されていたが中止になった。味や食感に変わりはないが、今年は細いものが多いという。生産組合は規格外の長ねぎを袋に詰め、地元の道の駅などで安く販売することにしている。
宮城・塩釜市で働く外国人の技能実習生を対象に自転車の交通ルールを学ぶ講習会が開かれた。ベトナム・ミャンマーなどからの技能実習生約80人が参加し、通訳を交えながら「自転車は左側を通行すること」や「並走してはいけない」ことなどの交通ルールを学んだ。警察が日本で働く外国人に向けて作った動画をみて、闇バイトや特殊詐欺などの犯罪に巻き込まれないよう、困ったときは専用の相談窓口へ相談することも学んだ。塩釜市内には約350人の外国人技能実習生が40社ほどに在籍しているという。塩釜市水産加工業協同組合の菊田常務理事は「日本の生活を楽しく過ごしてもらうのが我々の課題」とコメントした。
NHK NEWS WEBのおすすめの特集記事を紹介する。発汗やほてり、頭痛などが起こる更年期は閉経前後の45歳~55歳に起こるが、20代から30代でこうした不調に直面するケースがある。気象予報士の千種ゆり子さんは24歳で生理不順から急なほてり、気分の落ち込みに悩むようになり、検査の結果早発閉経と診断された。他にも乳がんの再発を防止する薬の副作用によって症状に悩む女性にも話を聞いた。記事では相談窓口も紹介している。
日本画家・東山魁夷の作品「緑響く」のモチーフになった長野・茅野の御射鹿池周辺で紅葉が見頃を迎えた。池のほとりのカラマツは例年よりも少し遅く色づき始め、ここ数日の冷え込みで一気に紅葉が進んだ。観光客は水面に映る木々が作る絵画のような幻想的な世界を楽しんでいる。御射鹿池の紅葉は今月いっぱい楽しめる見込み。
りんご栽培の最新技術などを語り合うイベントが長野市内で開かれた。「信州もぐもぐmeeting」はNHK長野放送局が県内の人たちと地域の食の魅力・課題を再発見するイベントで、3回目のテーマは「りんご」で約10人が参加した。スマート農業に取り組む会社の荒井社長は、作業ロボットの実証実験をりんご畑で行っていることを説明した。エネルギー価格は高騰しているがりんごの値上げに踏み切れず経営が苦しいという声も聞かれた。
- キーワード
- りんご信州もぐもぐmeeting長野県
青森・板柳町では袋をかけて栽培した「有袋ふじ」の出荷が本格化している。「ふじ」は甘みと酸味のバランスが取れた青森県産りんごの主力品種で、「有袋ふじ」は長期貯蔵のために一定期間袋をかけて糖度を抑えたもの。国内で唯一りんごだけを扱う「津軽りんご市場」では、今朝計2万6000箱の「有袋ふじ」が競りにかけられた。最高値は1箱約20キロあたり1万6000円で去年より4割ほど高い価格で推移しているという。記録的暑さなどの影響で、大きく品質のよいりんごの出荷量が少ないことなどが高値の背景。
青森・黒石市の「中野もみじ山」で夜間のライトアップが行われている。中野もみじ山の紅葉は、弘前藩9代藩主・津軽寧親が京都からカエデの苗を取り寄せて植えたのが始まりとされ、現在20種類以上が植えられている。今年は暑さの影響で例年より1週間ほど遅い先週から色づき始め、今月20日から夜間のライトアップが行われている。紅葉は来週見頃を迎え、来月中旬まで楽しめる見通し。
青森・弘前市で相馬小学校・相馬中学校・地元農協の女性グループが合同でりんごを収穫する催しを開き、昨日は小学3年生と中学2年生の約30人が訪れた。収穫したのは長持ちするのが特徴の「有袋ふじ」で、子どもたちが春から人工受粉や摘果などの作業をして育ててきた。絵を描いたシールを貼って色づかせた「絵入りりんご」もあり、子どもたちは絵柄の出来上がり具合を確かめていた。収穫したりんごの一部は、来年4月に修学旅行で東京に訪れた際に県のアンテナショップで販売するという。
アメリカ軍の原子力潜水艦から放射性物質が漏れ出した事故を想定した訓練が長崎・佐世保市で行われ、住民たちが避難の手順などを確認した。佐世保市では毎年訓練が行われていて、今年も警察や自衛隊、周辺住民など約1000人が参加した。初めに防災行政無線や消防車などから避難が呼びかけられ、近くの住民たちは用意されたバスで避難場所のコミュニティセンターに避難した。住民らは測定器で放射性物質の付着がないか検査を受け、甲状腺のがんを予防するヨウ素剤の使い方について薬剤師に説明を受けた。訓練は21年前から実施されていて、佐世保市は毎年米軍に参加を求めているが一度も参加していないという。
長崎・雲仙市の妙見岳で赤く色づくカエデなどの紅葉が見頃を迎えている。ロープウェーからは平成新山や雲仙普賢岳を背景に赤やオレンジに色づいた山肌を一望することができる。妙見岳山頂付近は今月20日頃から色づき初め、来月上旬までが見頃。その後雲仙温泉街などが見頃になるという。今月28・29日、来月3・4・5日は妙見岳に向かう仁田峠の専用道路を通行するには事前予約が必要となる。
燃料価格の高騰などに対応するため佐賀県内のタクシー運賃がきょうから初乗りの上限が80円上がって1.5キロまで810円に値上げされた。運賃を値上げしたのは県内42のすべてのタクシー事業者。距離に応じた加算額の上限も25m短い246mごとに80円になった。県内のタクシー運賃値上げは3年8ヶ月ぶり。
- キーワード
- 九州運輸局佐賀県佐賀県バス・タクシー協会
唐津市は「玄海海中展望塔」の大規模改修工事を行っている。1974年開業の玄海海中展望塔は、ピーク時には年間約17万人の来場者数があったが、その後は減少傾向で近年は3万人を下回っている。改修工事は海中展望室の壁を青基調の色に塗り替え、波戸岬周辺の海の生き物を映し出す技術を導入して海中空間を演出することにしている。「玄海海中展望塔」は来年4月リニューアルオープン予定。
神埼市 「九年庵」でコントラバスの演奏会が行われ庭園が豊かな響きに包まれた。この演奏会は音楽とのコラボレーションで「九年庵」の新たな魅力を発信しようと神埼市などが開いたもの。演奏したのは福岡県を拠点に活動するコントラバス奏者の松永誠剛さんで、虫の音や鳥の声など自然の音も一緒に演奏したいと挨拶した。会場に招かれた地元の高校の吹奏楽部の部員などおよそ20人がコントラバスの響きを楽しんだ。九年庵は来月15日~23日まで一般公開される。
福井県内のタクシーの上限運賃はきょうから値上げされ、初乗りの1.1キロまでがこれまでより40円高い620円となった。さらに初乗り以降261メートルごとに90円となっている加算運賃は252メートルごとに100円となる。きょう福井駅前で待機していたタクシーの後部ドアには新しい運賃を知らせるステッカーが貼られていた。消費税による改定を除く値上げは6年ぶりで、タクシー事業者で作る団体は「北陸新幹線の県内開業を控える中で運転手を確保するため待遇改善に繋げたい」としている。
原子力発電所は13ヶ月に一度の定期検査が義務付けられており、関西電力によると今年で運転開始から47年となる美浜原発3号機は、きょう午前11時に発電・送電を停止して定期検査に入った。この後原子炉も停止させるとのこと。今後、4か月程度かけて核燃料の交換の他、配管の点検や交換などの作業が行われるとのことで、順調に進めば来年1月中旬には原子炉を起動し、2月に営業運転が始まる計画。関西電力によるとこれまでのところトラブルは確認されていないとのこと。一方、関西電力・大飯原発4号機は今年8月から定期検査に入っており原子炉を停止していたが、今夜原子炉を起動して運転が再開される予定。関西電力によると、あす朝には核分裂反応が連続する「臨海状態」に達し、検査が予定通り進めばあさってには発電・送電が再開される見通し。
各放送局から届いた季節の映像を紹介。きょうは松山局から。愛媛県東温市の山間ではそばの花が見頃。「高嶺ルビー」という品種で赤色の花を咲かせる。寒暖差が大きいほど赤色が濃くなるという。畑を管理する松井さんは「来られる方には十分楽しんでいただいて、自然お空気をいっぱい吸ってもらえたら」と語る。見頃は今月いっぱい。
「竜王戦 七番勝負」第3局はきょう、北九州市戸畑区の旧安川邸で始まり、挑戦者の伊藤七段が先に対局室に入り、その後タイトルを持つ藤井八冠が盤の前に座った。竜王戦のこれまでの対局では、藤井八冠が2勝しており、今回3連勝でタイトル防衛に王手をかけるか、それとも伊藤七段が巻き返すか注目の対局。午前9時に対局開始が告げられると、先手の伊藤七段は飛車先の歩を突いた。続いて後手の藤井八冠もお茶を飲んだあと同じように歩を突いて応じた。「竜王戦・七番勝負」は今年12月にかけて日程が組まれており、第3局の勝敗はあす午後に決まる見通し。
3Dのハザードマップは地理学が専門で福岡工業大学の上杉昌也准教授が古賀市の依頼を受けて作成したもので、立体的な地図の上に浸水想定区域が深さごとに色分けされて表示されている。建物の2階が避難場所に指定されている古賀中学校の周辺は50センチ以上3メートル未満の浸水が想定される薄い青色で示されている他、傍を通る国道3号線は近くの交差点付近を中心に50センチ未満の浸水を示す薄い黄色で表示されている。上杉准教授によると、土地の高低差など地形と浸水リスクとの関係が把握しやすくなる他、地図を見るのが苦手な人でも直感的に理解しやすくなることが期待されるという。古賀市は「HPで公開している従来のハザードマップと併せて活用して欲しい」としている。