慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(神奈川・藤沢市)。校内を走るシャトルバスに乗ると自動運転で走行している。その秘密が道路の真ん中に塗られた二重線。日本ペイントグループが開発した自動運転の位置情報に活用できる塗料は世界初の技術。過疎化が進む地域の新たな交通手段として自動運転バスの実現を目指す。日本ペイント・インダストリアルコーティングス新市場開発部・笠置政志さんは「トンネルの中だったり木が生い茂っている場所などGPSが届かない場所だとペイントを読むとより安全に走れる。塗料を使って別の事業を立ち上げるのは非常に重要」とコメント。