iPS細胞を活用した心臓病の治療に使うシートについて大阪大学初のベンチャー企業がきのう厚生労働省に対し製造・販売を行う承認申請をした。大阪大学の研究室、様々な細胞に変化可能なiPS細胞を1カ月ほど培養し現れた心臓の細胞をシート状すると自ら動くということ。心筋梗塞や狭心症など血流が悪くなり心臓の機能低下する虚血性心疾患は重症化で治療法は主に人工心臓や移植しかなくなるが手前の段階で心筋細胞シートを貼ることで心機能回復が期待されている。澤教授のグループは山中伸弥教授がiPS細胞の研究成果を発表した直後の2008年に心筋細胞シートの研究をスタート、これdまで8人の患者に治験を行い経過は順調という。承認された場合iPS細胞を使う治療としては世界初となる。今後国が1年ほどかけて安全性や有効性などを審査し評価を行う。