自民党総裁選挙を巡っては解散を決めた岸田派から林官房長官と上川外務大臣の2人が意欲を示している。岸田総理大臣の対応が焦点の1つとなっている。林官房長官は先ほど陣営の幹部を集め出馬に向けた準備を加速。岸田派の大半は林官房長官を支援する見通しで、今日集まった20人弱も大半が岸田派だった。岸田総理が退陣を決める中政権ナンバーツーの官房長官が出馬することには党内から疑問の声も上がる。林官房長官の周辺は総理になるために衆議院にくら替えしたんだと強気。一方で、上川外務大臣の出馬には共倒れを懸念する声もある。上川外務大臣は「全力で立候補に至るまでの大切な時なので、しっかりやっていきたい」と述べた。上川外務大臣は来週で調整していた中東訪問も見送るなど推薦人集めに奔走していて、岸田総理の協力にも期待する。岸田総理本人は派閥単位で動いているとみられるのを避けるため、表立った支援は控える見通し。
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