三井住友信託銀行米州部・山下慎司さんが電話で解説。山下さんの予想レンジは151.00円~152.80円とのこと。「堅調な米経済指標を確認し、米国金利が上昇する場面もあったが、足元では米国金利が急ピッチで上昇していたこともあり、本日は債券市場で押し目買いが優勢になり米金利が低下しました。」「また、為替はドル安が進みました。日本では週末に衆院選の投開票を控え、政治イベントへの思惑から上下両方向に動く可能性に注意が必要。」などと話した注目ポイントは「タームプレミアム主導の米金利上昇」だという。最近の米金利上昇は、タームプレミアムの上昇が関係していたとのこと。山下さんは、「堅調な経済指標が続いているため、米国大統領選及び米国議会選挙の結果が明らかになるまではドル高の傾向が続く可能性が高いと考えています。」等と話した。