2019年2月。取材を初めて半年、長谷川さんの症状は少しず進行し口数も減りはじめていた。長谷川さんは瑞子さんの負担を減らすためデイサービスに通うことになった。長谷川さんは40年前に認知症のデイサービスを提唱し実践した1人。利用者とゲームを行うも全く笑顔を見せなかった。長谷川さんは行ってもつまらないという理由でデイサービスを辞めることにした。長谷川さんは「僕が死んだら、きっと周りはほっとするよね。俺はみんなに負担をかけていることは自覚しているつもり」と漏らした。
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