- 出演者
- 石丸幹二 坂下千里子 虻川美穂子 彩凪翔
今回は「糖化」に着目する。AGEsという物質が体内に蓄積した状態は糖化と呼ばれ、山岸昌一氏は「老化に大きく関わっている」と話す。糖尿病や心臓病、病気による死亡のリスクは跳ね上がるという。肌に蓄積したAGEsから糖化年齢を測定でき、実年齢よりも上だと老化の進行を示しているという。
オープニング映像。
余分な糖が結合したタンパク質は劣化し、老化の原因物質といわれるAGEsが発生する。肌に蓄積したAGEsを計測すると、糖化年齢を算出できる。石丸幹二は実年齢よりも2歳、彩凪翔は21歳上だった。糖化の原因として山岸昌一氏は食生活を挙げた。
佐藤さんは実年齢59歳に対して、糖化年齢が40歳。山岸昌一氏は体内にAGEsが蓄積するメカニズムを概説した。まず、高血糖だと血管内に余ったブドウ糖がタンパク質と結合し、AGEsが合成・蓄積される。早食い・どか食いは血糖値上昇を促進する。
長芋、納豆などに含まれるペクチンは糖の吸収を緩やかにし、血糖値の急上昇を抑える。食物繊維が豊富な食材も血糖値の上昇を抑制するという。殊にキノコ類はオススメ。また、糖質の吸収度合いを示す「GI値」が低い食材を選ぶこと。玄米や雑穀米は白米よりGI値が低い。山岸昌一氏はブロッコリースプラウトを1日25g摂取することを推奨する。AGEsが体内で合成・蓄積される以外に、直接摂取する場合もある。山岸氏は「揚げ物のキツネ色の部分はAGEs」と語った。クエン酸はタンパク質と糖の結合を抑えるので、レモンをかけるべきだという。
日本シニアチア協会のオフィシャルユニットではメンバーの平均年齢が65歳で、最高齢は80歳。実年齢59歳に対して、糖化年齢が40歳だった佐藤さんは7年前に加入した。山岸氏は糖化を予防する方法として、まず有酸素運動を挙げた。糖が筋肉で代謝され、血糖値スパイク、肥満を予防する。
山岸氏によると、交感神経が活性化しているとAGEsが溜まりやすい。一方、笑ってリラックスしていると蓄積を抑制できるという。
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