- 出演者
- 石丸幹二 坂下千里子 小手伸也
今週のテーマは、暗黒の臓器とも言われる「すい臓」。過度の飲酒などによって急性すい炎を起こすと、すい臓は溶けて壊死してしまい、多臓器不全も引き起こす可能性がある。
オープニング映像。
今週のゲストは小手伸也。すい臓がんは見つかるまで全然気づかないと聞く、と神妙な面持ち。スタジオには番組独自の「内蔵福笑い」が登場し、小手さんが正しい位置に臓器を置くゲームに挑戦した。結果は80点の高評価、すい臓は胃と十二指腸に這うように存在、すい液を分泌して消化を助ける。
経験者から学ぶ「すい炎」の恐ろしさを紹介。現れる自覚症状は救急車を呼ぶほどのみぞおちや胃部の激痛、冷や汗や吐き気など。すい炎とは、すい液が臓器を溶かしてしまうことで炎症を引き起こす病で、暴飲暴食が原因に挙げられる。
飲酒をせず、脂肪分が多い食事をしなくとも、特に女性は急性すい炎に要注意。胆石性すい炎は女性ホルモンの低下と深く関わっており、睡眠不足やストレスも病の引き金となる。なお一度発症したすい炎は、アルコールの摂取によって再発するリスクが高まるという。
小手伸也は「お酒は肝臓、食べ過ぎは胃をイメージするが、本当に考えなきゃいけないのはすい臓なんですね」と話した。すい臓がんは胃がんを抜き、現在日本人の死亡数第3位、ハイカロリーな食生活や喫煙も避けたい。
発見が難しいとされる「すい臓がん」だが、東京医科大学病院を取材すると、最新の早期発見法を目にすることに。血液検査によってアミラーゼやリパーゼが基準値を超えていると、がんが疑われるという。
早期発見につながる最新のすい臓がん検査に密着。まずは痛み止めと鎮静剤を使い、登場したのは超音波内視鏡。通常は腹部の上から行うため、胃の裏側にあるすい臓は見にくいが、内視鏡は胃壁越しに映すことが可能になる。
超音波内視鏡で異常が見つかった場合、組織を取る必要がある。内視鏡に取り付けられた針で吸引して体外へ運ぶという。
- キーワード
- すい臓がん
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