去年12月から新薬・レカネマブの投与がはじまった。岩坪威さんはこれまで5000人ほどの患者さんが投与を受けた、どういう方に効果があるのか?どうすればさらに効果が出るのか?など研究の余地があるという。レカネマブの他にもドナネマブという新薬もある。レカネマブの投薬を受ける対象は軽度認知障害・軽度の認知症のアルツハイマー型のい患者で、通院は2週間に1回で1年半の投薬、費用は自己負担で約1万円~10万円程度。副作用としては、脳に水分がたまりむくむ、脳内でわずかな出血、より危険性の高い脳出血などがある。木下彩栄さんは、認知機能低下についてはかかりつけ医に相談し、専門機関で検査をするが、各市長村の地域包括支援センターで相談できるという。