鈴木福が注目する巨人の未来を背負うキーマンが、阿部慎之助監督(45歳)から厳しい指導で苦悶の表情を浮かべているプロ3年目も浅野翔吾(20歳)。浅野翔吾と鈴木福はおととし、鈴木福が“眼福プレーコーナー”で浅野翔吾のプレーを紹介したことがきっかけで交流が始まり、今では普段から一緒にご飯に行くほどの仲良し。最近は「しょうご」「ふく」と呼び合っている。宮崎の春季キャンプで2人の初のインタビューが実現。浅野翔吾は「身長は171cmと低いが、長打力が持ち味。ぜひ、そこを見てください」とアピール。勝負強いバッティングが持ち味の浅野翔吾は去年の阪神戦、満塁の大チャンスで試合を決めるプロ初の満塁ホームラン。当時19歳の一振りに満員の東京ドームは大歓喜。今年のキャンプでも、その長所をさらに伸ばすため、連日、居残りでバットを振り続けていた。週末に行われるドジャースとカブスとの強化試合でメジャーリーガー相手に勝負強さを見せるのか、期待が高まる。今シーズンの目標について、浅野翔吾は「1軍に1年間帯同する。チームとしては2連覇と日本一」と語った。強化試合・巨人×ドジャースは、あさって夜7時から日本テレビ系列で生中継。