プロ野球18年目、36歳の中田翔は「僕にとって野球は宝物」などとコメントし、今シーズン限りでの引退を発表。2007年にドラフト1位で日本ハムに入団した中田は、プロ4年目から10年連続で2ケタHRを放つなど打点王3回、ベストナインも5回獲得。チームのリーグ優勝3回、日本一1回に貢献。その後、2021年に巨人へ移籍。不調で2軍に落ちたときには、終身名誉監督の長嶋茂雄から「腰だけでバッティングは打つんだから、上体はどうでもいい」などと、直接指導を受けた。その成果もあり、平成生まれで初の通算300号HRを達成。去年からは中日でプレーするも、腰痛などけがに悩まされた。
