ウクライナ警察で検視や鑑識にあたる幹部10人は、今日から14日までの日程で警察庁の科学警察研究所や福島県警などで研修を受ける予定だ。ウクライナではロシア軍の攻撃により犠牲となった数万人とみられる遺体の身元確認が難航していて、東日本大震災で多数の遺体の身元確認を行った日本警察から検視や鑑識に関する専門的な技術を学ぶとしている。この研修は5月上旬にウクライナ側からUNDPを通じて要請があった。福島では津波で被災した小学校を視察するほか、当時検視にあたった警察官との意見交換などが予定されている。
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