今月10日からの「自殺予防週間」に合わせて、けさ、JR岡山駅前で県や岡山市の職員などが自殺予防を呼びかけた。JR岡山駅の周辺では、7時半ごろから県や岡山市などの職員およそ50人が、通勤や通学で行き交う人に、自殺予防を呼びかけるチラシが添えられたポケットティッシュを配った。チラシには「ひとりで悩んでいませんか?」ということばとともに、電話相談の案内や自殺の危険を示すサインに気づき、適切な支援につなげる「ゲートキーパー」の役割を紹介する内容が書かれていた。警察庁のまとめによると去年の県内の自殺者は302人で前年より6人増加している。岡山いのちの電話では24時間・年中無休で相談を受け付けている。