現在、警察のパトカーは緊急走行中に加えてパトロール中にも赤色灯を点灯するが光り方は同じで1種類のみ。緊急走行中にはサイレンを鳴らすものの聴覚障害者には区別が難しくパトロール中のパトカーを見て緊急走行だと勘違いし、道を譲ろうとした人もいたという。警察庁は聴覚障害者にも分かりやすいよう新しい赤色灯を導入し、パトロール中は蛍の光のように緩やかに光り視覚的に区別できるようにするという。警察庁は来月から一部の都道府県警に配分を始め、年度内に全国に新しい赤色灯を搭載した小型パトカー420台などを順次配分する予定。