自転車に乗る際のヘルメット着用について、警視庁は先週からヘルメットをかぶっても崩れにくい髪型をSNSで発信する取り組みを始めた。自転車のヘルメット着用は去年4月に努力義務になったがことし7月の警察庁の調査では都内で自転車に乗っていた人のうち着用していた人は15.1%。全国平均を下回り着用率の低さが課題となっている。去年、東京都が行ったアンケートでも着用しない理由に「髪型が崩れる」を挙げた人は31%に上った。こうした中、ことし7月、警視庁は着用率を高めようと若者とともにプロジェクトチームを発足。この一環で美容専門学校の学生と協力してヘルメットをかぶっても崩れにくいおしゃれな髪型をSNSで発信することにした。