公的年金の給付水準を試算する財政検証。示された4つの見通し。将来の年金は月いくらもらえるのか。夫婦2人のモデル世帯、2040年度の試算、経済成長率が高いケースでは月に2万5000円アップする見込み。経済があまり成長しないケースでは1万円減る。ニッセイ基礎研究所・中嶋邦夫さんが「5年前の見通しより良くなった。好調な株式相場の運用で積立金がうまくいった」などコメント。今回の財政検証で注目されていた国民年金保険料納付期間の45年への延長は見送る方針。街の人は年金をいくらもらっているのか、生活するためにいくら必要なのか聞いた。