都市部では、賃貸マンションやアパートの家賃が値上がりしている。そうした中、夢を追う人たちにできるだけ安く必要な機能が充実した住まいを提供しようというビジネスが広がっている。東京・豊島区にあるアパートは漫画家を目指す若者に限定したシェアハウスで、家具や家電だけでなく、漫画を書くための電子タブレットも無料で貸し出している。部屋の大きさはおよそ4畳半。入居の申し込み時に作品を持ち込み、将来性が認められれば1年間無料で住むことができる。一般的な賃貸契約ではなく、賃料を支払わないで使用できる使用貸借権を1年間提供してもらい、デビューできたら作品の印税の一部を支払うことになる。このアパートを運営している不動産会社では、都内の家具・家電付きシェアハウスおよそ1万6000室を4万円〜7万円で貸している。4月からは漫才師など芸能界を目指す若者向けに、稽古部屋を備えたシェアハウスもオープンする予定。
川崎市高津区には、音楽を志す人を応援する賃貸物件もある。ユーフォニアムという楽器の演奏家として活動する石倉雄太さんの部屋を紹介。この物件の特徴は、高い防音性能を持っていること。壁や天井に複数の防音材を並べ、最も音が漏れにくくなる構造を研究した。マンションの1階には演奏会などが開かれる無料のスペースもある。家賃は相場よりおよそ3割高いが、石倉さんは音楽スタジオを借りるよりも安く抑えられているという。不動産会社・山下大輔さんは「今後はゲーム配信だとか世界中の方とつながれるような物件、周りに気を遣わずにできるような物件を広げていきたい」と述べた。
川崎市高津区には、音楽を志す人を応援する賃貸物件もある。ユーフォニアムという楽器の演奏家として活動する石倉雄太さんの部屋を紹介。この物件の特徴は、高い防音性能を持っていること。壁や天井に複数の防音材を並べ、最も音が漏れにくくなる構造を研究した。マンションの1階には演奏会などが開かれる無料のスペースもある。家賃は相場よりおよそ3割高いが、石倉さんは音楽スタジオを借りるよりも安く抑えられているという。不動産会社・山下大輔さんは「今後はゲーム配信だとか世界中の方とつながれるような物件、周りに気を遣わずにできるような物件を広げていきたい」と述べた。