ドル円相場は160円に近づく展開。あおぞら銀行・諸我晃さんがスタジオで解説。「金曜日はヨーロッパのPMI(購買担当者景気指数)が悪く、米国のPMIがよかったので相対的にドル買いが強まった面はあるが、ドル買い地合いになると円が売られやすい状況は継続。ドル円は7営業日連続上昇。1週間で3円の円安が進んでいる。4月の高値160円24銭を超えて円安が加速すると為替介入がいつ入ってもおかしくないのでは」とコメントした。日本がアメリカの為替慣行に関する監視リストに追加されたが、為替介入の障害になることはあるかどうかについては「監視リストに加わった理由が対米国貿易黒字と経常黒字に関する部分。“日本の為替運営には透明性がある”とのコメントもあったため、介入の障害になることはないのでは」と答えた。