トランプ関税をめぐる7回目の日米協議に臨むため、赤沢経済再生担当大臣がワシントンへ出発した。赤沢経済再生担当大臣は「7月9日に相互関税の上乗せの期限が来るというのは事実であり、それも念頭に置きながら交渉していく」と述べた。赤沢大臣は28日までワシントンに滞在し、ベッセント財務長官らと協議するとみられる。16日に行われた日米首脳会談後、初めての協議となる。相互関税上乗せ分の一時停止期限の来月9日に向けてどこまで議論を進められるかが焦点。中でも25%上乗せされた自動車関税について、赤沢大臣は撤廃を求める強い姿勢を改めて示した。