石破総理の進退に直結する総裁選の実施が焦点となる中、石破総理は近く経済対策について指示する見通し。石破総理はあす、最低賃金について初めて全都道府県で1000円台に乗ることを発表し、成果を強調する考え。総理側近からは強気の声も聞こえる。赤沢経済再生担当大臣は「諸課題について石破政権が責任をもって取り組むべき。総裁選の前倒しは必要ない」と述べた。石破総理は昨夜、公邸で側近の岩屋外務大臣や中谷防衛大臣と2時間以上にわたり面会し意見交換した。総理周辺は総裁選の前倒し要求に署名しないようにお願いしていると、議員らの説得にあたっていると明かした。一方、各都道府県連の動きはANNの調べでは現時点で47のうち13が前倒しに賛成する方針を固めている。石破総理は総裁選になるなら解散すると周辺に解散カードもちらつかせ、前倒しを求める動きをけん制している。
