おととい、東京・日本橋でパリ五輪・パリパラリンピックに出場した選手たちが応援感謝パレードを行い、およそ1万人のファンが詰めかけた。パリ五輪・パリパラリンピックでは、数多くのメダルとともに感動を与えてくれた日本代表。体操・男子団体で金メダルを獲得した萱和磨(28歳)は「感謝を伝える場としてパレードに出席させていただくが、僕自身、晴れ男なので予定通り晴れて本当に良かった」と語った。秋晴れの中で行われたパレードには、総勢107人の選手たちが集結し、訪れたファンおよそ1万人に感謝を伝えた。8年前のリオ大会後に東京・銀座で行われたパレードでは選手たちはバスに乗っていたが、今回は応援感謝ということもあり、ファンと同じ目線で選手が行進した。フェンシング・女子サーブル団体で銅メダルを獲得した江村美咲(26歳)はファンとハイタッチ。さらに、メダルを直接ファンに触れてもらったりしていた江村美咲は「本当に、こんなにたくさんの方々が応援してくださったのが感じられて、グッとくるものがありました。もっと頑張りたいなって改めて思いました」と語った。さらに、レスリング・女子53キロ級で金メダルを獲得した藤波朱理(21歳)は、ファン手作りの特大顔パネル受け取るとサインを入れて記念撮影。パリパラリンピックで自身の持つ日本選手パラリンピック最年長金メダル記録を更新したパラ自転車の杉浦佳子(53歳)は「予想以上に大勢の方が集まって、本当にうれしい」「本当に皆さんの応援のおかげです。ありがとうございました。きょう、金メダルを忘れてきてしまって、すみません」と語った。パリ五輪で日本選手最年少金メダリストとなったスケートボード・女子ストリートの吉沢恋(当時14歳)は、スケートボード・女子ストリートの銀メダリスト・赤間凛音(15歳)やスケートボード・女子パークの草木ひなの(16歳)とともに、吉沢恋が考案した両手の親指をクロスする“ビッグキュンポーズ”を披露した。吉沢恋は「応援してくださった皆さんのおかげで金メダルを取れた。今回、勇気をもらったが、次は自分が見てくださる皆さんに勇気を与えられるような選手になれるように頑張っていきたい」と語った。