来月から値上げがありオリーブオイルは業務用で最大8割・家庭用で最大6割の値上げである。また人気の飲料品も最大40％の値上げが予定されている。そんな中、あえて値下げをしている店もある。ファミリーマートは今週から柔軟剤やボディソープなど40品目の値下げを実施。値下げをしている全商品が「プライベートブランド」ではなく、メーカーによる「ナショナルブランド」である。流通業界に詳しい経済評論家・鈴木貴博氏によると「NBはPBに比べ価格競争で苦戦を強いられている。コンビニで販売する際、値下げしなければ対抗できない。コンビニ側もドラッグストアなどに対抗したい意図があり、メーカーと協力して値下げをしているのでは」などとコメントしている。カインズは長靴、晴雨兼用傘など241品目を値下げ。家具大手・イケアは、バルカルプソファベッドなど550点以上を値下げし来月9日にはさらに90点以上を値下げ予定である。カルピスウォーター、三ツ矢サイダー、午後の紅茶ストレートティー、コカコーラの映像。画像提供：イケアジャパン。パンパシフィックインターナショナルHDが運営するディスカウントストア・ドンキホーテは、ある商品はさらに最大3割値下げ。独自の電子マネーアプリ・majicaでは購入商品の評価機能がついている。毎月公表科の10商品などを会員向けに最大1〜3割値下げ。今月：食べられるラー油を中目黒本店では53円値下げ。経済評論家・鈴木貴博氏によると「客参加型で“推し活”ならぬ“推し商品”を作り客を増やそうとする面白い発想」などとコメントしている。