渡辺篤史が埼玉県越谷市の渡部邸を訪れた。敷地は160坪と広大。敷地内のRの道路や芝生があった。建物は切妻屋根。外壁はフレキシブルボードを細く切り、2cmの隙間を開けて貼った。内側に貼ったシートで防水・通気を両立させている。沖縄のヒンプンを思わせるような壁があり、室外機が見えないよう隠れていた。建物は木造で吹き抜けがあり、天窓から光が差し込む。床を掘り下げたリビングには薪ストーブやワインセラーがあった。建物を貫くように走っているRの曲面壁は真っ白で陽の光を拡散する役割もあるという。キッチンは夫婦揃って作業できる長さ。ダイニングテーブルは分割して自由に配置できるが、一番奥のテーブルは家電の配線が通っているので固定。遊び心でキャスターが付いていた。子どもたちのスペースはダイニングと一体。広々としたテラスからは田園の景色が楽しめる。この日は親戚も集まりテラスでバーベキューを楽しんだ。キッチンの横はコーナー窓で快適な空間を演出した妻の書斎だった。パントリーにはエアコンがあり15℃に保っている。水回りは洗面台が2つ。窓があって明るかった。