千葉県南房総市の道の駅ではことし収穫されたばかりの新米が店頭に並び人気を集めている。開店と同時に次々と買い物客が訪れ、買い求めていた。各地のスーパーなどで米が品薄になる中で売り場には「お米・安心してください。買い占めなどはお控えください」という張り紙が貼られていた。一方、東京・足立区のスーパーではけさ新米50袋が入荷したが、正午過ぎの時点ですでに半分になっていた。米が品薄になっている要因として、この時期は本格的に新米が出回る前の端境期で、もともと在庫が少ない時期でもあるとしている。農林水産省によると去年の夏の猛暑の影響などで米の供給量が減った一方、外国人観光客の増加で需要が伸びている中、今月8日に南海トラフ地震臨時情報が発表されたことなどをきっかけに地震や台風に備えた買いだめの動きが出たことが品薄に拍車をかけた可能性があると見ている。