都内の海鮮居酒屋では、平日2000円で、刺身食べ放題を行っているが、最近、マグロの仕入れ値が2割ほど上昇しているという。農水省によるマグロの価格動向調査では、ことし7月は100gあたり455円だったが、先月は507円と50円以上値上がりしている。都内のスーパーでは、夏頃から、仕入れ値は1キロあたり500円ほど上がっているが、価格への反映はぎりぎりに抑えているという。専門家は、キハダ・メバチは、年末に形成される漁場が海流の変化もあり、供給量が減っていて、値段が上がっている、クロマグロは在庫がたまっていた在庫が放出され、安くなったが、それがなくなり元の状態に戻ってきたなどとした。円安のため、ヨーロッパから仕入れるマグロの買付単価が上がっていることも価格上昇の理由のひとつだという。
