能登半島地震から今日で4カ月。これまでに245人が亡くなり、3人が行方不明のまま。今も4604人が避難所での暮らしを余儀なくされ、約3780戸で断水も続いている。石川・珠洲市では農業用ハウスで8人が生活。断水が続く中でパイプをつなぎ合わせて山の湧水を引いている他、お風呂も手作りされている。ただ、ハウスの中は熱がこもりやすく、できるだけ早く仮設住宅に入りたいと考えているが、申し込みが多く入居の目処は立っていない。輪島市の海沿いにある地区では住民が避難先から通いながら生活再建を目指している。中村和規夫さんは地区にある集会所で寝泊まりしながら農作業を再開している。「帰ってきたくないという人は一人もいない。一つずつ改善することによって地域に戻ろうという思いがわいていくることを期待している」と話した。輪島市の学校。子供たちが食べているのはカレー。輪島市では今日から全ての小中学校で通常通りの給食が再開された。久しぶりの温かい給食に笑顔が溢れた。教諭は「学校としての機能が戻ってきている。子供たちの力につながっていくのかな」と話した。