きのう公示された衆議院選挙の期日前投票がきょうから始まった。能登半島地震と記録的大雨で大きな被害を受けた石川県輪島市でも有権者が1票を投じていた。輪島市では前回の衆議院選挙で期日前の投票所を設けた町野支所が先月の大雨で床上まで水に浸かって使用できなくなり、代わりに地区の仮設住宅の集会所や小学校の体育館に期日前の投票所を設ける。ポスターの掲示にも影響が出ていて、これまで設置されていた場所の地盤が崩れたり、所有者が避難して連絡が取れなかったりしていて、前回のおよそ4割程度の60か所に減らした。投開票日は災害対応で市の職員が不足していることから、県内外から応援に来ている職員が選挙の対応に当たることにしている。