石川県沿岸のズワイガニ漁が昨夜始まり、能登半島地震で被害を受けた輪島港でもおよそ10カ月ぶりに本格的な水揚げが再開された。地震で海底が隆起し200隻近い漁船が操業できていなかった輪島港でも、港内の土砂を掘り下げ、仮桟橋などの工事が完了。きょう午後、船が次々と港に戻り、地震後に整備されたベルトコンベヤーで獲れたてのカニが水揚げされた。カニはこのあと金沢港に箱枯れ、午後7時半から初競りにかけられる。
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