市民の立場から、輪島市の復興まちづくり計画検討委員を務める森郁子さんに話を聞いた。この1年を振り返って、森さんは「震災当時被災者になると思っていなかった。すぐに頭に浮かんだのが息子が輪島では小学校に通えないのではないかということ。今息子は冬休みを楽しんでいて、この日がくるとは夢にも思っていなかった」などと答えた。復興への課題については「過疎化少子化が一気に進んだと感じている。子供が少なくなるとは言え教育が大切だと思っている。子どもの成長は早いが復旧・復興のスピードが遅すぎると感じている。教育環境を充実させてほしい」などと答えた。