- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 吉岡真央 矢崎智之
オープニング映像。
空の便の状況について羽田空港国際線・出発ロビーから報告。パリやグアム、ドバイなどへ向かう便が出発する予定で、多くの人たちが搭乗手続きを進めている。航空各社によると年末年始、最大で9連休も見込めるということから、国際線の予約数は、前の年と比べて約24%増えている。
寺島毅教授は、年末年始は多くの医療機関が休みになるため、解熱鎮痛薬やかぜ薬など市販のものを含めて常備することや救急車を呼ぶかを#7119に相談することなどが有効だとしている。
- キーワード
- 寺島毅東京歯科大学市川総合病院
政府は、来年度予算案を閣議決定した。一般会計の総額が115兆5415億円となり、昨年度を上回って過去最大となる。当初予算としては3年連続で110兆円を超えた。歳出では、全体の3分の1を占める社会保障費が、38兆2778億円と過去最大。防衛力の抜本的な強化に伴い、防衛関係費は8兆6691億円と、今年度の当初予算を上回った。国債の償還や利払いに充てる国債費は28兆2179億円と過去最大で歳出全体のほぼ4分の1を占めている。子育て支援では、多子世帯と対象とした大学授業料の実質無償化や1歳児の保育士の配置基準の改善などに必要な費用が含まれている。成長への投資は、先端半導体の国産化を目指すラピダスへの出資金や半導体の設計製造に関する研究拠点を整備するための費用などが計上されている。歳入では税収が堅調な企業業績などを背景に78兆4400億円と過去最大になると見込んでいる。不足する財源を賄うため、国債を新たに28兆6490億円発行する計画。当初予算時点での新規発行額は6兆円余減り、17年ぶりに30兆円を下回る。ただ歳入全体の4分の1を国債に頼る厳しい財政状況が続いていて、規律ある財政運営が求められることになる。
市民の立場から、輪島市の復興まちづくり計画検討委員を務める森郁子さんに話を聞いた。この1年を振り返って、森さんは「震災当時被災者になると思っていなかった。すぐに頭に浮かんだのが息子が輪島では小学校に通えないのではないかということ。今息子は冬休みを楽しんでいて、この日がくるとは夢にも思っていなかった」などと答えた。復興への課題については「過疎化少子化が一気に進んだと感じている。子供が少なくなるとは言え教育が大切だと思っている。子どもの成長は早いが復旧・復興のスピードが遅すぎると感じている。教育環境を充実させてほしい」などと答えた。
きょうの債券市場では、日本の長期金利の代表的な指標となっている10年ものの国債利回りが1.11%まで上昇した。2011年7月以来、約13年ぶりの高い水準。市場関係者は「日銀が近く、追加の利上げに踏み切るのではないかという見方が出たことで日本国債が売られ、長期金利が上昇した」と話している。
全国の天気予報を伝えた。
福島由紀・松本麻佑は全日本総合選手権に出場し、松本の強烈なスマッシュや福島も素早い攻撃で得点し大差で第1ゲームを奪った。危なげない試合運びでストレート勝ちし、準々決勝に進出した。
プロ7年目の周東佑京選手は、今シーズンレギュラーに定着し2年連続3回目となる盗塁王のタイトルを獲得。さらに、ベストナインとゴールデン・グラブ賞をいずれも初めて受賞した。推定で、今シーズンの2倍以上となる年俸1億1000万円で契約を更改した。先月手術を受けた左膝の状態については、順調にリハビリが進んでいるとした。
全国高校ラグビー大会が花園ラグビー場で開幕した。開会式では、全国から集まった51チームの選手たちが憧れの舞台を踏みしめた。選手宣誓は、城東高校・小野晏瑚選手。1回戦には京都工学院が出場し、聖光学院を圧倒した。決勝は、来月7日に行われる予定。
この1年、多くのアスリートにインタビュー。インタビューしたアスリートは80人以上。感じたのは「目標達成へぶれない心」。33歳で自己最速となる159キロをマークした大リーグの菊池雄星投手は、進化を続けられる理由について「諦めないこと」と語った。今シーズン8勝を挙げ、21歳で年間女王に輝いた竹田麗央選手は、ピンチの場面でも揺るがない気持ちでいることが飛躍につながっていた。竹田選手は「練習してきた自分を信じて勇気をもって思い切り振る」と語った。五輪初出場で金メダルを獲得した柔道の角田夏実選手の代名詞は、ともえ投げ。世界中のライバルが警戒する中でも、自身が磨いてきた技を信じ貫いた。角田選手は「ともえ投げでいこうと思っていた。自分が頑張ってやってきたことは間違いではなかった」と語った。
アスリートも自身にかけられたことばを力にしている。大相撲ではことし、幕内に昇進した2人が初優勝。大切な人からかけられたことばが支えになった。3月の春場所、110年ぶりとなる新入幕優勝を果たしたのが尊富士。優勝争い単独トップで迎えた14日目、アクシデントに見舞われる。じん帯損傷。休場も危ぶまれたが、兄弟子の横綱の照ノ富士(伊勢ヶ濱部屋)からかけられたことば「お前ならやれる」で、みずからを奮い立たせた。痛みが引くことはなかったが、新入幕優勝の快挙を成し遂げた。5月の夏場所は、ちょんまげを結ったばかりの大の里が初優勝。9月には大関に昇進。「唯一無二」ということばをかけてくれたのは父親だった。先月の九州場所では、大関2人の豊昇龍と琴櫻が土俵を引っ張り、横綱昇進への足がかりを作った。新しい風が吹いた2024年の大相撲界。20年以上、大相撲を見てきたタレントの山根千佳さんが来年を占ってくれた。来月の初場所の成績しだいで2人同時に横綱昇進となると55年ぶりとなる。
新しいスターが誕生する一方で、一時代を築いた選手たちが引退していった。プロ野球歴代5位の日米通算2730安打の青木宣親。夢を追い続けたサッカー元スペイン代表で元ヴィッセル神戸だったアンドレス・イニエスタ。東京五輪競泳200m、400m個人メドレー金メダルの大橋悠依。夢中で歩み続けた夏冬パラリンピック5大会出場でパラ陸上の山本篤。パリ五輪バレーボール日本代表キャプテンの古賀紗理那。日本サッカーに夢を見せ続けたサッカーW杯3大会連続キャプテンの長谷部誠。サッカー日本代表歴代3位50得点の岡崎慎司。