農林水産省は人参や玉ねぎなど主な野菜の店頭での価格を毎週調査している。また、卸売価格の高値も続いている。東京都中央卸売市場ではおととい時点で平年と比べてキュウリとジャガイモがおよそ1.5倍、玉ねぎがおよそ1.4倍などとなっている。農林水産省によると、いずれも主な産地での天候不順の影響で出荷量が減っていることが要因。今後、ジャガイモ、人参、玉ねぎは来月にかけて主な産地が切り替わって出荷量が増えていくことから、価格も落ち着くことが見込まれるという。他の一部の野菜ではこのところの暑さで生育が遅れているものもあり、今後の高温などが価格に影響しないか注意するとしている。