フレッシュひかり光が丘店を取材すると、鮮魚コーナーの一角に米売り場を発見。しかし店頭にあったのは7袋だけ。店舗の主任は、米を扱う問屋も生産者や集荷業者から仕入れることができないと話す。去年夏の米騒動以前は売り場全体に米を並べていた。しかし、品不足と価格高騰による買い控えのため売り場面積は今や10分の1まで狭まる事態に。在庫もないため店頭に並んでいる7袋が売れたら品切れとのことだった。また価格はこの5カ月半ほどで1500円ほど値上がりしたそう。コメ不足の要因について江藤拓農水相は「コメはある、どこかにスタックしていると考えざるを得ない」などと話す。農林水産省によると去年の米の生産高は前年より18万トン増えているにもかかわらず集荷業者が確保した量は前年より21万トン減少している。消えた21万トンのコメの行方について米農家に話を聞くと、去年のコメ不足以降備蓄を増量しているとのことだった。
関東のコメ農家を取材すると、相場が上がるのを待って大量のコメをストックしているとのことだった。背景にはコメの価格が流通規制の緩和以降右肩下がりとなったことがあり、小規模農家の多くが赤字だと言われている。コメの購入に関する問い合わせにも異変が起きていて、知識のない業者からの問い合わせが増えているそう。流通ルートの異変について江藤農水相はコメの取引への多数の新規参入がわかった、農家や取引業者について調査を進めているなどと話した。突然農家を訪れ高値で買付ける業者の正体は異業種だった。
コメ卸売業の増田善光さんは異業種が参入して高値で買付け、売り時をはかっている可能性があるなどと話した。またこれ以上のコメの高騰や混乱は消費者のコメ離れを加速させるなどと指摘した。市場の混乱は個人向けにオンライン販売を行うコメ農家にも影響を及ぼしていた。去年11月以降、新規の個人からの大量注文が度々あったそう。さらに共通するのが長く保管できる玄米での注文で、客の使い方はわからないが横流しをしている人がいるのかもしれないなどと話した。農林水産省は消えたコメ21万tと同量の備蓄米を放出を発表。3月半ばに業者に引き渡しを行っていくとの備蓄米放出の効果について専門家は、元の仕入れ値が高いので価格はそんなに下がらないなどと話した。
関東のコメ農家を取材すると、相場が上がるのを待って大量のコメをストックしているとのことだった。背景にはコメの価格が流通規制の緩和以降右肩下がりとなったことがあり、小規模農家の多くが赤字だと言われている。コメの購入に関する問い合わせにも異変が起きていて、知識のない業者からの問い合わせが増えているそう。流通ルートの異変について江藤農水相はコメの取引への多数の新規参入がわかった、農家や取引業者について調査を進めているなどと話した。突然農家を訪れ高値で買付ける業者の正体は異業種だった。
コメ卸売業の増田善光さんは異業種が参入して高値で買付け、売り時をはかっている可能性があるなどと話した。またこれ以上のコメの高騰や混乱は消費者のコメ離れを加速させるなどと指摘した。市場の混乱は個人向けにオンライン販売を行うコメ農家にも影響を及ぼしていた。去年11月以降、新規の個人からの大量注文が度々あったそう。さらに共通するのが長く保管できる玄米での注文で、客の使い方はわからないが横流しをしている人がいるのかもしれないなどと話した。農林水産省は消えたコメ21万tと同量の備蓄米を放出を発表。3月半ばに業者に引き渡しを行っていくとの備蓄米放出の効果について専門家は、元の仕入れ値が高いので価格はそんなに下がらないなどと話した。