今週から北海道でも随意契約の備蓄米の店頭販売が始まった。きのう、江別市ではドライブするー形式で2022年産の古古米「あきたこまち」が販売された。あまりに人気ぶりに販売は1時間前倒しされた。さらに、新幹線で備蓄米を運び販売する業者もいる。東京駅と上野駅の構内で200袋が事前予約した人に販売された。きのう、小泉進次郎農水大臣は政府が備蓄している2021年産の古古古米、2020年産の古古古古米の計20万tを新たに放出すると発表した。随意契約の備蓄米の販売が加速する中、競争入札で落札された備蓄米の販売が進まないと指摘されている。95%をJAが落札したが、卸売業者への出荷は5日時点で約49%にとどまる。街の人はJAの対応について「今回は失敗したんじゃないか」「消費者のことを考えてしっかりしてほしい」「農協はいらないと思う」と話した。