総理が改めて打ち出したコメの増産についてスタジオ解説。ナゼこのタイミングでの表明だったのか?について戸田氏は、ウラにコメの銘柄米の価格が下がりきっていないことがあり、参院選を控える中石破総理としては今よりさらに銘柄米の価格を下げたいと考えており増産を打ち出すことでこれから新米が十分に出てくるというメッセージとし、出回っていないコメの流通を促し、結果銘柄米の価格を下げることにつながると見込んでいる。2つ目のポイント・今年の増産に間に合うのか?については、そもそも高騰により生産者が飼料用のコメを主食用にまわしており、今年のコメは前年より増えると見込まれていることから政府は増産できると見込んでいる。ただ、ここからさらに増産することは難しいという声が多い。3つ目のポイント、増産によりコメの値段が下がるのか?戸田氏は、増産によりコメの供給は安定的になるため、政府はゆくゆくは適正価格になることを期待。一方、増産した結果、コメが5キロ2000円台になった場合、生産者から増産を続けることが厳しいという声もあり、生産者からは政府の補償を求める声もある。